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「自分らしさ」に惑わされるな

こんにちは。自分らしさ研究家のさえきです。(昨日からこう名乗ることにしましたので、早速使ってみる)

今日は「自分らしさに惑わされるな」というテーマです。

研究家として矛盾しているようだけど、大前提として意識しておきたい点をまとめてみました。

「自分らしく」いなきゃいけない、なんてことはない

まずはコレ。コレなんですよ。

言い換えると、あなたはそのままであなたらしい。ということ。

わたしは普通に生きているだけで、わたしらしい

あなたは普通に生きているだけで、あなたらしい

犬は自分が「犬らしい行動してる」と思ってないだろうし

花は自分が「花らしく咲いてる」とは思ってないはず。

そもそも意識する必要がなく、勝手に滲み出ているのが「らしさ」なんですよね。

だから「自分らしくいなきゃ」と考える方が実は不自然なんです。

だって何もしなくても、自分らしいんだから。

世の中に「自分を知る」ためのコンテンツやツールは山ほどあります。

・先天的に持って生まれたもの を読み解くためのツール

・後天的に経験から身につけたもの を分析し知るためのツール

これらを利用することで、もしかしたらあなたは「新しい自分」や「本当の自分」を感じるかもしれません。でもそれは「新しい自分が出てきた」という訳ではないんです。

それは既にあなたに備わっていたもの。元々あったものが言語化されただけ。

すでにあるものに合わせて自分を変えようとすると、おかしなことになります。

繰り返しになりますがあなたは存在しているだけで、あなたらしいし、「らしさ」は変わっていくものだから。

良いも悪いもまるごと自分!

時々 他者から言われることのある「〇〇さんらしいね」「〇〇さんらしくないね」という言葉は、その人が自分をどう見ているかの解釈の話をしているだけだったりします。

見えてるものを素直にそう捉えていることもあれば、その人の「〇〇であってほしい」という希望が盛り込まれていることもある。

いわば、その人が勝手につけたラベルなんです。かつて誰かに言われた「あなたらしい」は参考程度に。

元気いっぱい前向きな時も、やる気がなくてやさぐれてる時も、優しい時も、冷たい時も、乱暴に悪態をつく時も、落ち着いている時も、はしゃいでる時も、あなたはいつでもあなたらしい。

調子がいい時の自分だけを見て「自分らしい」と思わないこと。

ポンコツな時の自分だけを見て「自分らしい」と思わないこと。

病める時も健やかなる時も、どんな状態でも、「こんなわたしもわたし」なんです。

生きてるだけで、わたちはわたち

大切なのは「まるごとの自分」を受け止めること。

これが受け止められないと「自分ジプシー」になっちゃうんだよね。「本当のわたし」を追い求めてしまう。自分はそこにいるのに見えなくなってしまう。

「自分を知るツール」を試す前に、これは認識していて欲しいなと感じました。

なんのために自分を知るの?

じゃあ、なんのために自分を知るのかというと、「材料確認」と「環境整備」と「扱い方を知る」ためです。

材料確認とは、自分の構成要素を知る、ということ。

「自分は何でできているのか?どんな要素の集合体なのか?」が分かると、いろいろスッキリするんですよね。

体調が悪い時、体のことを知っているとケアができます。熱が出るのは体の炎症反応で、ウイルスをやっつけようとしてるんだな。を知ってると慌てずに済む。

じゃあ効率的に冷ますには、動脈がある首・脇の下、そけい部を冷やせばいいなと、対策も打てる。

何かやりたい事ができて行動を起こそうとした時、自分のことが分かっていると、うまく進むように環境整備ができます。

本当は左利きなのに、なんとなくみんなに合わせて右手を使おうとしてたな。だからうまく進まなかったのか。なんだ、左にしたらめちゃ進むじゃん!とか、

自分に合ったやり方やルートやタイミングが選べるようになる。

北海道に行くのに、新幹線でいくか、飛行機でいくか、フェリーでいくか、車でいくか、自転車でいくか、ヒッチハイクか、徒歩か。何で行くのが、自分にとって行きやすいのか。

自分が行きやすいのは自転車だけど、時間は掛けられないから不本意ながら今回は飛行機を選んでみよう、とかね。あえて違うルートにすることもできるんですよ。

可能性を拡げていこう!

こんな風に自分を知ると選択肢と可能性を拡げることができます。

一方で「自分らしさ」にこだわり過ぎると、自分を縛ることになってしまう。

丸ごとの自分を認め受け入れて、惑わされないように意識しながら

うまく自分を使っていきましょう♪

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