抗インフル薬、胎児に悪影響なし…学会調査
読売新聞 12月11日(土)20時20分配信
日本産科婦人科学会は11日、妊婦がタミフルなどの抗インフルエンザ薬を服用しても、赤ちゃんへの悪影響は確認されなかったとする調査結果を発表した。
昨年5月以降、新型インフルエンザを発症した妊婦163人を調査した。
147人がタミフルを服用し、胎児が薬の影響を受けやすく注意が必要な妊娠4~7週に14人が服用。うち2人(14%)が流産したが、自然流産率(15%)とほぼ一致し、同学会は「薬の影響とは考えにくい」と判断した。リレンザは15人が服用したが、異常はなかった。1人は薬が不明だった。
同学会は「新型に限らずインフルエンザは妊婦にとって危険。高熱は胎児に悪影響を与えるため、早めに抗インフルエンザ薬を処方してもらってほしい」としている。





もの凄い記事を見つけてしまいました。
驚きすぎたので、もう一回。147人がタミフルを服用し、胎児が薬の影響を受けやすく注意が必要な妊娠4~7週に14人が服用。うち2人(14%)が流産したが、自然流産率(15%)とほぼ一致し、同学会は「薬の影響とは考えにくい」と判断した。
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驚きすぎて、声も出ない感じですが。
タミフル服用14人のうち、2人が流産。 それが自然流産率とほぼ一緒だから、「薬の影響はない」なんて。症例数が圧倒的に少なすぎやしませんか??
自然流産率って、毎年何万人もいらっしゃる妊婦さんの統計数ですよね?(たぶん)
それと、わずか14人の方が服用した薬の結果が同一なんて。
あっけにとられてしまいます。
確かに薬の治験というものは、それを受け入れる側(今回は妊婦の皆さま)にも様々な不安要素を与えてしまうものなので、なかなか症例数が上がりにくいものだというのは理解できるのですが、、、
この日本産科婦人科学会の皆さんは、ご自身や、自分の奥さま・娘さん・親戚の方が妊娠中にタミフルを与える事があるのでしょうか。
日本産婦人科学会HP掲載の元記事 はこちら
http://www.jsog.or.jp/news/html/announce_20101124.html