9月11日(土)~12日(日)に、神奈川県内にある平塚総合公園で行われた「24時間ゆめリレー in 湘南ひらつか」というマラソン大会に出場される方の、サポートに行って参りました! 大会は、総合公園内に設けた1周1.7kmのコースを、指定時間内に何周できるかを競うものです。 6時間 個人の部6時間 リレーの部(複数人数で交代で走るもの)12時間 個人の部24時間 個人の部24時間 リレーの部 の種目があるのですがわたしがサポートした方は12時間の個人の部に参加。 20:00-8:00までを一人で走るのです。 ちなみに24時間の部は、13:00-13:00を走るので、炎天下のランになる訳です。 うーん、想像しただけで筋肉疲労を起こしそうです 会場到着時は明るかった空も、スタート時間が近づくにつれ真っ暗に。 そして、20:00となりスタート。 わたしがサポートさせていただいた方は、フルマラソンの経験は何度かあるものの、大会でも練習でも42Km以上走ったことがないという状況での参加です。 後半への体力温存を考えて、序盤はスローペースで展開してきます。 1:30くらいまでは、約10周ごとの小休止で走れていたのですが、この辺りからペースがガクッと落ち始めました。 この時点で走行距離は42Kmを軽くこえており、ご本人も未知の領域です。 そしてわたしの出番。 つりそうな脚をストレッチ&ほぐしで走り続けられるように調整。 でも長時間休めないため、短時間で仕上げるっ! 幸い肉離れやねんざなどの大きなトラブルがないままにレースが進んだので、筋疲労ケアのみ集中してやればOK。 心配だった足底筋膜炎も、途中からソールが厚めのシューズに履き換えたため、走れないほどの痛みには至らなかった模様。 2時を回る頃には、休憩の度に眠気を訴えるランナーさん。 それはそうですよね。。。 普通にしていても眠い時間なのに、これだけ運動しているんだから。 24時間の部(個人)の方は、夜にある程度まとまった時間仮眠をとるようですが、12時間の部では走り続ける方が多いようです。 周回コースなので担当ランナーさん以外にも、同じ顔を何度も見かけます。 コースから外れて、目の前でストレッチなどを始める他のランナーさんを見かける度に、駆け寄って行って調整したい衝動にかられましたが、その間に担当ランナーさんが戻ってきては、本来の依頼業務ができないのでぐっとこらえてました。 担当ランナーさんも休憩&筋肉ケアのために少しでも休むと、その後立ち上がるのもかなりしんどうそう。 「(痛すぎて)自分の脚じゃないみたい」といいながら、それでも「ありがと」とコースに戻る姿は心を打たれます。 5時も近くなるとだいぶ空が明るくなってきました。 変わらず眠気を訴えつつも、なんとか走れている様子。 6時になるとすっかり日も昇りまた暑さに襲われます。変わらず無風で蒸し暑い。その状態で同じコースを何周もするランナーさん。 休憩を入れてしまうとその後 体が慣れるまでペースが落ちてしまうので、タイムロスが出てしまいます。 遅くても走り続けた方がいいのでは、ということで、最後の1時間は、両脚にテーピングをして、休憩を取らず走り続ける作戦に変更です。 疲労困憊な状態は見ているだけでも辛くて、もうかける言葉が見つからないくらいだったけど「まだ大丈夫」「いけますよっ」「あと3周!」、、、なにか声をかけずにはいられない。 大会は、時間内にゴールポイントに入らないとその周はカウントされなくなってしまうので、最後は時間内にゴールにたどり着けるかどうかをハラハラと見守ります。 そして8:00の制限時間3分前に無事ゴール。 結局95Kmも、大きな怪我がなく走りきることができました。 実にフルマラソン2回分以上(=自己最高走行距離の2倍以上!)です。 本当にすごい。 走り終わった後、最後のストレッチ・マッサージを心をこめてやらせていただきました。 「さえきさんのおかげで最後まで走り続けられました。いなかったらとっくに脚がダメになっていたと思う」 とんでもないです。ランナーさんのこれまでの練習あってこそです。 でもその上で、サポートのご依頼をいただけてとても嬉しかったです。 こちらこそ感動をありがとうございましたっ!!