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「もう、怒らない」 小池龍之介

先日、朝タクシーに乗っていてタクシーの運転手さんにイライラして八つ当たりしてしまいました ちょこちょこと、3回も同じことを聞かれたので「それ、さっきも言いましたよね!」と、かなり強い嫌な口調で言ってしまったんです。 降りてから猛省 運転手さんはただ確認したいだけだったんだ。 わたしの言い方、声の大きさが悪く、聞き取れていなかっただけなんだろう。 それを時間がないからと焦っていたあまりに、あんな嫌な言い方をしてしまった。 そもそも、わたしがもっと時間に余裕を持っていたら、タクシーに乗らずに済んだのに・・・ などなど。 その後仕事を終え、書店に立ち寄った時に目に飛び込んできた、この本。 もう、怒らない/小池 龍之介 ¥1,365Amazon.co.jp真っ黒でインパクトのある表紙。 帯には「まずは1週間に1日だけ「何もケチをつけない」ことから始めよう」とあります。 うわー。なんて自分にぴったりなんだと、即購入。 著者は30代のお坊さんです。 本の内容は、  そもそも「怒り」ってどういうものなんだろう。 ということが、とっても分かりやすく書いてあります。  怒っているとどうなるのか  それを防ぐにはどうしたらいいのか ということにも触れていて、すぐに活用できそうなことばかり。 自分でも感覚的に理解していたことが あー、そうそう。こういうことよね。 と、再確認もできました。 ちなみに  不安や悲しみも、元をたどると怒りと同じところからくる感情なのだそうです。 つまり  (正しいと自分で思い込んでいる) 自分を否定されたときに  怒りや不安や悲しみを感じるのだそう。 そしてその感情は、  赤ちゃんがイヤイヤをして泣いているのと同じものなんですって。 なるほど~~~ 読んでいて思わずクスリと笑ってしまったのはココ 赤ちゃんが、眠くてぐずっている時というのは 「眠い」という事を単にアピールしているのではなく  「私が眠いことをあなたたちは察しなさい。   そのうえで私を王様のように扱い寝かしつけなさい。   そうしたら私は、あなたたちから愛情を注がれていると実感し、   安心して眠ってあげます」 こういう意味が含まれているんですって。 なので「眠たいよ。分かってよ」と怒って泣き叫ぶのだそう。 これから泣いている赤ちゃんを見たときに、ちょっと笑ってしまいそうです。 「怒り」も、「察してほしい。分かってほしい。」という欲の表れなんですね。 こういうことが分かっていれば、怒っている人を見たときの自分の見方も変わりますよね。 わたしのようにちょっと怒りっぽい人、感情のコントロールが自分でできないと思っている人、また周りにそういう人が多いなと思っている方にもオススメの本です 第一章 欲望はストレスの素 第二章 怒りは体を痛めつける 第三章 迷いは能力を曇らせる 第四章 心はなぜすぐ乱れるのか 第五章 欲・怒り・迷いを減らすレッスン 第六章 穏やかな心を保つレッスン もう一冊、同じ著者の考えない練習/小池 龍之介 ¥1,365Amazon.co.jpも同時に購入しました。 これから読むのが楽しみです。

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