横浜市長選挙が2021/8/22あります。
いま誰に投票しようか考え中です。
候補者一覧
8人の立候補者をまとめてみました。
名前をクリックするとご本人のサイトに飛ぶことができます。
氏名 | 年齢 | |
山中 竹春 やまなか たけはる | 48 | 元 横浜市立大学医学部教授 立憲民主党 推薦 |
おこのぎ 八郎 おこのぎ はちろう | 56 | 前 衆議院議員(神奈川3区/鶴見区・神奈川区) 前 国務大臣 ・国家公安委員長 ・内閣府特命担当大臣(防災・海洋政策) ・国土強靭化・領土問題担当大臣 前 自民党神奈川県連 会長 |
林 文子 はやし ふみこ | 75 | 現 横浜市長(3期目) |
福田 峰之 ふくだ みねゆき | 57 | 多摩大学大学院 客員教授 元 横浜市会議員 元 IT担当副大臣 |
田中 康夫 たなか やすお | 65 | 元 長野県知事 |
松沢 しげふみ まつざわ しげふみ | 63 | 前 神奈川県知事(2期) 前 参議院議員(2期) |
太田 正孝 おおた まさたか | 75 | 現 横浜市議(11期連続当選) |
坪倉 良和 つぼくら よしかず | 70 | 横浜魚市場卸協同組合理事 横浜中央卸売市場 本場 水産仲卸会社経営 |
▼ 横浜市から出ている選挙公報はコチラ
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/senkyo/data/20210822_mayor.files/senkyokouhou.pdf
選挙公報は、8人の主張が一覧となっているヤツです。
ざっくり全体に目を通してから、各個人のサイトに行くとわかりやすいかな~と思います。
わたしならどう選ぶ?
わたしが何を基準に考えるかを書いておきますね。
個人的には、高齢の候補者は避けたいなと考えています。
横浜市長の任期は4年。
高齢の方にはどうなんでしょうか。
そもそも公務員には定年があるのだから、政治家も同じ年までの定年を作ればいいのに、っていつも思ってました。
年齢の上限なく選挙に立候補できる…って、これ、めっちゃ変だと思いません?
ちなみに市長は25歳以上なら立候補ができます。
(被選挙権)
第十条 日本国民は、左の各号の区分に従い、それぞれ当該議員又は長の被選挙権を有する。一 衆議院議員については年齢満二十五年以上の者
二 参議院議員については年齢満三十年以上の者
三 都道府県の議会の議員についてはその選挙権を有する者で年齢満二十五年以上のもの
四 都道府県知事については年齢満三十年以上の者
五 市町村の議会の議員についてはその選挙権を有する者で年齢満二十五年以上のもの
六 市町村長については年齢満二十五年以上の者
2 前項各号の年齢は、選挙の期日により算定する。
公職選挙法 第二章 第十条より
年齢の上限はないですねぇ。
もちろん人の能力や才能は年齢だけで判断できませんし、「若い方が絶対いい!」というつもりもないですが、まぁ少し気になっている点です。
みなとみらい地区に、IR建築のプランがあります。
▼横浜市公式の関連サイトはこちら
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/seisaku/torikumi/IR/
https://ir.city.yokohama.lg.jp/
このIRは、観光客を増やす目的のために作るそうです。
魅力的な都市にしたい気持ちは分かりますが、やっぱり気になるのはカジノですね。
わたしはカジノ誘致は反対派です。
そして坪倉候補の「山下ふ頭を食のパークに!~市場・マルシェ・食の学校~」は個人的に気になっているポイント。カジノよりこっちのほうがいいんじゃないかなぁ。
食の学校も掲げているのだから、環境への影響も考慮されて山下公園あたりの海も一緒に綺麗になりそうです。
(横浜の海を初めて見た時は衝撃的な汚さでした…)
なぜIRなのかといえば、財政確保のためですよね。
そもそも日本そのものが出生率が低下していて人口が減っているのだから、横浜市に限らずどこもかしこも財政不足なのでしょう。
もちろん新しいものを作って外から人を呼ぶ方法もひとつですが、もっと根本的なことがある気がするんですよね…。(それが具体的に何かはまだ勉強不足ですが)
納税世代にたくさん住んでもらえれば、ある程度は財政が確保できる。
たくさん人が住むと整備しないといけない問題も増える。
あちらを立てればこちらが立たずなのでしょうか。
横浜市の公立学校へは給食出してあげたいですよねぇ。
わたしは子供時代は青森県で、いま思えば給食はめちゃめちゃ充実してました。
まさか地域でこれほど差があるとは。
ましてや大都会の横浜で、なぜそれが実現できないのかが本当に不思議。
大都会ならではのしがらみや制約もあるのでしょうね。
親の手間を省いてあげることが、子育て支援には必要ですよね。
子供がいないわたしですが、おいしい給食 出してあげたいよ。
IRなんかより緊急度高い感じがしますよ。
だって今ここに住んでるんだもの。毎日お弁当作りしてる人がいるんだもの。
未来を創るという意味でも、教育支援に力をいれてくれる候補者がいいなぁ。
子どもや若者支援と同時に必要なのは、高齢者や障害者 福祉に関する取り組みですよね。
これも横浜だけでなく、日本全国そうなんでしょうが。
もっと当事者の社会参画があると良いなと思っています。
多少手足が不自由になったからと言って、きれいな施設でルールに縛られて余生を過ごすしか選択肢がないなんて。
高齢者施設が最期を待つだけの姥捨て山になってしまわぬよう、もっと自由に生きられたらいいなぁと考えてしまいます。
歳を取ること、死ぬことが、怖いこと嫌なことではなく
老いる自分を楽しめるような社会に。
以前、横浜市内の某老人介護施設で介護士として働いていました。看取りもやっていた施設だったので、施設で亡くなる方もそれなりに見てきました。
職員が認知症の重い方に付きっきりになってしまいがちで、優しくて頭の切れる入所者さんが遠慮しちゃうんですよね。話し相手もいなくて1日中テレビ。これってめちゃめちゃ切ない。
決まりやルールを守る人たちが何かをずーっと我慢しているというのはおかしいよね。
誰もが最期まで「生まれてよかった!」「楽しい人生送れてる!」と思えるための基盤ができるといいなぁ。
とはいえ、普段わたしが高齢者支援や障害者支援に関わっているわけじゃないので、これも机上の空論なのかもですが。
当事者・関係者ではないけれど、市長となる人にはこういった方々に対する取り組み策も考えている人が望ましいと思っています。
やっぱり気になるのは関連政党ですよね。
今は昔ほど一つが占める感じではなくなってきてきるなぁと感じますが、どこと繋がっているかは気になるところ。
うーん、さてさて、誰に入れようか・・・。
もっと選挙の話をしようよ
前回の横浜市長選の投票率は、37.21%

▼元データはこちらから
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/senkyo/data/20170730_shichoshigi.html
みんなもっと興味持とうよ~。
わたしは選挙は必ず行く派。
これは義務じゃなく、わたしの権利だから。
(※間違えて前々回の投票率 29.05%を書いてしまっていたので修正しました)
昔は「政治と野球と宗教の話はするもんじゃない」なんて言われてたりもしたし、親に聞いても誰に投票したか教えてくれなかったし、わたしも人前で話すのはタブーと思ってあまり話すことはなかったけれど、日常会話にすらならないものに選挙の時だけ興味持てったって、そりゃ無理だよね。
だから本当はもっと普段から話題にする必要がある。
最初はよく分からない。
よく分からないものは面倒。
だけど自分たちの日常によくよく関わることだから、最初の面倒を乗り越えてなんとかいろんな話がしたいなと思っています。
昔、政治・野球・宗教の話がタブーだったのは、異なる意見を「否定された」と捉えてしまっていたからじゃないかな?
応援しているもの・信じるものと自分を同一視しすぎてたというか。
今はもっと多様性が受け入れられる社会になってきてるから、「へー、あなたはそうなんだね」って受け止めやすくなっている気がするよ。
その話がタブーなのは、タブーとして守っているから。なんだよね。
性の話もそうだよね。
タブー視しすぎて教育が遅れてしまっている事実がある。
いまならコロナ関連もそうかもしれない。
広くみんなが気軽に話し合えるようになったらタブーなんてどこにもなくなる。
結局は、話す人・聞く人 各個人の心持ち次第。
もっとたくさん話そうよ。想いを言葉にしてみようよ。
政治も野球も宗教も性も、事実としてそこにあるんだもん。
特定の分野をタブーにして得をするのは誰か?
人が流れるのが怖い政治家さんだったりする訳ですよ。
タブーごとそのものが既得権益を作ってる、と言えるのかもね。
だからやっぱり、投票に行こう
投票、行こうね!
わたしたちの1票は意外と重い。
ここに住まわせてもらってるんじゃない。
(投票に行かず)知らないうちに、知らない人に好き勝手されていい訳ないでしょ。
「どうせ行ったって、意味ないよ」の負け犬理論を変えるために行くんだぞ。
投票率が上がることで、一市民の発言力が増すんだよ。
投票率が下がることで、政治家は好き勝手しやすくなるんだよ。
自分のために
自分の家族のために
1票の権利、しっかり使っていきましょう。