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一粒万倍日と天赦日の正体

昨日は一粒万倍日と天赦日が重なる日でしたね。

Facebookやブログでもそのような投稿をたくさん見かけました。

どうせ何かするなら、良い日にしたい。
誰もが潜在的に持っている欲求なのかも知れません。

一粒万倍日はどうやって出してるの?

一粒の籾(もみ)が万倍にもなり、たくさん実る
ということから、縁起の良い日とされる一粒万倍日は

現代においてこの日とされています。(2021年調べ)

一粒万倍日となる日

1月(丑月):子・卯の日
2月(寅月):丑・午の日
3月(卯月):酉・寅の日
4月(辰月):子・卯の日
5月(巳月):卯・辰の日
6月(午月):巳・午の日
7月(未月):酉・午の日
8月(申月):子・未の日
9月(酉月):卯・申の日
10月(戌月):酉・午の日
11月(亥月):酉・戌の日
12月(子月):亥・子の日

※ 記載に間違いがあったため修正いたしました。大変失礼いたしました(2021//6/18)

ふむふむ。

それぞの月に割り振られた十二支があって、算出されているようです。

   

なお、ざっくり1年間で約60日が一粒万倍日となる計算です。

5〜6日に1回は一粒万倍日ということで、結構頻繁ですね。

    

天赦日はどうやって出しているの?

「万物よろづよし(良し、好し、善し)」で、何事も良い日とされる最高吉日である天赦日は、このように出されています。

天赦日となる日

春(寅・卯・辰 月):戊寅の日
夏(巳・午・未 月):甲午の日
秋(申・酉・戌 月):戊申の日
冬(亥・子・丑 月):甲子の日

ほうほう。

一粒万倍日は、12日ごとに順に周る十二支のみでみていましたが

天赦日は、60日ごとに周る六十干支(ろくじっかんし)の中の、決まった日で見ていくのですね。

1年でざっくり5〜6日くらいが天赦日となりますね。

   

一粒万倍日と天赦日を見比べると?

天赦日にあたる十二支と同じ日が、
一粒万倍日にも設定されているので

春の2月(寅月)
夏の5月(巳月)・6月(丑月)
秋の8月(申月)
冬の11月(亥月)・12月(子月)

このあたりは一粒万倍日と天赦日が重なる日が出てきそうですね。

実際に重なるのは年に3〜4日程度のようですが。

     

成り立ちを考えると、
ダブルで良い日というよりは

天赦日にあたる日に、一粒万倍日になってこともあるよ という感じですね。

   

祝日と日曜が重なってきた!というところでしょうか。

   

ちなみに不成就日は何から算出されているのか見つけることができませんでした。

追って調べていきたいと思います。

   

    

その他によくある吉日は?

甲子(こうぼくのね/きのえね):
六十干支の始まりの日。大黒様の縁日です。
スタートに良い日。
60日ごとに1回なので、年に5〜6日。

冬の時期の天赦日にあたる日でもありますね。

    

己巳(きどのみ/きのとみ):
財運にまつわる弁天様の縁日です。金運に良い日。
60日ごとに1回なので、年に5〜6日。

    

巳の日(みのひ):
巳の日単体でも弁天様に縁のある日で、やはり金運の吉日とされています。
ヘビが弁財天の使い(化身)であることから。
12日ごと。

     

寅の日(とらのひ):
「虎は千里を行って千里を帰る」という故事成語からきています。「出ていったものが戻ってくる」という意味で、お金を出したり(使ったり)、旅行に良い日とされています。
12日ごと。

   

吉日はまだまだたくさん!

ここでは算命学で使っている六十干支で見られる吉日をご紹介しましたが、

他にも二十八宿でみたり、明治から発展してきた大安などの六曜の吉日もありますね。

全部調べてみるといくつか重なる日はあるものの、良い日って案外多いんだな、という印象です。

    

逆にこの日に縛られたり囚われすぎるのはどうかとは思いますが、適度に毎日に取り入れることで、見えない力に後押ししてもらったり、楽しく過ごせたらいいですよね♪

  

本当は、それがどんな日であろうが
あなたが「楽しい!!」と思える日が、きっと一番の吉日です。

     

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