こんにちは。スーパー算命学占い師のさえきです。
この世の中に占いって、たっ・・・くさんありますが、実は大きく分類するとたった3種類だけなんです。というお話です。
これがその3種類!ジャン!
- 卜占 または 卜術
- 命占 または 命術
- 相占 または 相術
ひとつずつ解説していきますね。
卜占(ぼくせん)とは
その昔、亀の甲羅を焼いて、そのひび割れ具合で豊作かどうかを判断した「亀卜」という占いがありました。
このような偶然の結果から答えを導くのが卜占です。
- 神社で引く「おみくじ」
- 筮竹という長い竹をさばいて占う「易」や「八卦」
- シャッフルして出たカードから読み解く「タロット」や「オラクルカード」
- 石を振って見る「ルーン占い」や「ダイス占い」
- 選んだ線の行く先で見る「あみだくじ」
- たまたま見かけた数字で判断する「数字占い」 etc.
こういったものはすべて卜占に入ります。
どうですか?意外と身近にありますよね。
中には「そんな偶然に意味なんてあるのかよ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
「当たるも八卦当たらぬも八卦」という言葉もありますし、偶然=テキトーなんじゃないかと思われるのも無理はないと感じています。
卜占のベースは、シンクロニシティです。
シンクロニシティ(英語:synchronicity)とは、ユングが提唱した概念で「意味のある偶然の一致」を指し、日本語では主に「共時性」と訳され、他にも「同時性」もしくは「同時発生」と訳される場合もある。例えば、虫の知らせのようなもので因果関係がない2つの事象が、類似性と近接性を持つこと。ユングはこれを「非因果的連関の原理」と呼んだ。
引用:ウィキペディア「シンクロニシティ」より
その時、そのカードを引いた意味がある。
手に触れたたくさんのおみじくの中から、その1つを「引こう」と思って選んだ意味がある。
その偶然に自然からの意図やご縁が含まれている、と考えるのが卜占です。
わたしはオラクルカードも好きでよく引くのですが、同じカードが立て続けに出ることがあり、やはり何も意味がないと思えないですね。わたしの意識がこのカードを引き寄せた、と考えています。
命占(めいせん)とは
命占は文字通り、命を読むもの。
つまり生年月日が元になっている占いはすべて命占に分類できます。
- 算命学
- 四柱推命
- 動物占い、キャラナビ占い
- 西洋占星術、星座占い
- 九星気学
- 数秘
- マヤ暦
- 宿曜
- 紫微斗数
- 六星占術 etc.
生年月日を使う占いは、実際にはもっとたくさんありますよね!
生まれてきた日にどういう意味があるかをベースに、その人が持って生まれた特性や運気を読み解くものです。
生まれた時間や生まれた場所などを含めるものもありますが、ここではざっくり生年月日ということにしています。
生年月日ベースなので主な対象は人間ですが、一部では動物の生年月日を見るものもありますし、算命学では会社や組織の設立日から見ていくことも可能です。
相占(そうせん)とは
そこに在るものの状態を読み解く占いが相占です。
- 手の形やシワを読み解く「手相」
- 顔つきやパーツの位置や大きさで見る「顏相」、「人相」
- 家の間取りや向きや形、部屋の仕様などから読み解く「風水」、「家相」
- 体つきから読み解く「体癖」
- 名前の画数や音から見る「姓名判断」、「名前占い」
- オーラやチャクラなどのエネルギーを読む、いわゆる「リーディング系」 etc.
このあたりが代表的なものでしょうか。
多くは「目に見えるもの」を読みますが、オーラやチャクラなど一般的には目に見えないものでも、「その状態から判断する」ものは相占に含まれると考えます。※あくまでさえき解釈です。
数秘や四柱推命と、姓名判断を組み合わせている場合もあって
「え?数秘は名前見ますよね」とか
「四柱推命は名前の画数関係しますよね」とか
言われることもありますが、
それは、その人(その団体)が、名前を組み合わせているだけなんですね。
まとめ
という訳で、この記事は「占いには大まかに3つの種類があるよ」というお話でした。
それぞれの占いや占い師さん・鑑定師さんによって「何が分かるか」「得意な範囲」がありますので、占いを活用するときも目的に合わせて選べたらいいですよね。
参考になれば幸いです^^